2023年10月5日、シャープよりホットクックの別売りアクセサリーとして新しいまぜ技ユニット「もっとクック」が発表されました。
この記事ではホットクックを3台所有している筆者がもっとクックについて解説して行きます。
「もっとクック」ってなに?
ホットクックに付属している「まぜ技ユニット」。
食材を加熱しながら自動でかき混ぜしてくれるホットクック独自のパーツです。
菜箸でかき混ぜるような動きをしてくれます。
画像出典:https://jp.sharp/hotcook/feature/care/
ホットクックを象徴するとても便利なパーツなのですが
- とろみがある食材が混ざりにくい
- スパイスなどの粒が小さなものを混ぜることができない
- みじん切りの野菜の混ぜ残しが出やすい
など、ちょっと苦手にしていることがあります。
この解決策としてシリコンでできたゴムベラ状のアームを持つ「もっとクック」が発表されました。
画像出典:https://corporate.jp.sharp/news/231005-a.html
ホットクックの別売りアクセサリーとしての発売で、従来の混ぜ技ユニットと同じように上蓋にセットして使用します。
「もっとクック」では何ができる?
従来のまぜ技ユニット=菜箸
もっとクック=ゴムベラ
だと考えるとイメージがつきやすいのですが、ヘラ状の「もっとクック」の方が一度にかき混ぜられる食材が多く、小さいものも確実に混ぜることができます。
また従来のまぜ技ユニットでは混ぜ残しが出やすかった中心部分や鍋肌部分も効率よく、鍋底から返したようにかき混ぜられます。
そしてヘラ形状のまぜ技を高速で回転させることで、卵の白身の泡立てが可能になりました。
「メレンゲ」はもちろん、「ふわふわ卵かけごはん」や「メレンゲゼリー」が作れます。
※メレンゲを作ることができるのは従来のまぜ技ユニットで生クリーム泡立てが可能なG型のみです。
画像出典:https://corporate.jp.sharp/news/231005-a.html
「もっとクック」の対応機種は?
現在のところ「もっとクック」が対応しているのは KN-HW24G,24F,24E,24C の4機種。
※ただし24E,24Cについては内鍋をフッ素に変えての利用のみ。
無線LAN+フッ素内鍋の2.4リットルモデルのみが対応となります。
ここで疑問が。ステンレス鍋とフッ素鍋、形状は同じですよね・・・?
おそらくですが、フッ素内鍋推奨なのは食材のこびりつきによる「もっとクック」への負荷が増えることを避けるためです。
食材がこびりつきにくいメニューに使う・くっつきそうなものはオイルスプレーを使うなど、工夫すれば従来のステンレス鍋でも使用できるのではと予想しています。
「もっとクック」は食洗機で洗える?
現在のところ公式に食洗機利用についてのアナウンスはありませんが、
従来のまぜ技ユニット(食洗機可)にシリコンべら(一般的なシリコンの耐熱温度は300度)が付属したものなので食洗機OKとなるはずです。
使い終わったら食洗機におまかせできるのはとても助かりますね!
「もっとクック」でしか作れないものがあるの?
ホットクックでの自動メニューを紹介している「cocoro kitchen」では「もっとクック」購入者限定の専用メニューが28個紹介されています。
そのうち、以下の6メニューはエリックサウス総料理長の稲田俊輔さんが監修したもの。
- インド宮廷風キーマカレー
- チキンコルマカレー
- ハイデラバード風ビーフカレー
- クラシック欧風ビーフカレー
- 豚肩ロースの赤ワイン煮こみ
- 葱油ソース
イナダさんのメニューはおいしくて定評があるので、これは楽しみですね!
筆者もいくつか著書を持っていますがどのレシピも非常に再現性が高いので作りやすく、そして美味しいです。スパイスカレー初心者には↓がおすすめ。
「もっとクック」で従来メニューは作れる?手動調理はできる?
Twitter(X)で監修に携わったイナダさんが以下のように発言されています。
横から失礼いたします。既存メニューでも問題なく駆動します。ただしメーカー側としては、全メニューに関して充分な検証を経ない限り「できます」とは明言できないはずです。
僕は個人的に既存のメニューからもいくつかもっとクックで作っており、良い結果を得ています。あくまでご参考まで。— イナダシュンスケ (@inadashunsuke) October 6, 2023
あくまで自己責任ですが、手動調理でも使えそうですね。
便利そうな「もっとクック」他機種での対応予定は?
「もっとクック」とっても便利そうですが、残念ながら現在のところ他機種での発売予定はありません。
筆者は1.6を愛用しているのでぜひぜひ発売して欲しいところ…来年の新機種に期待しています!!
シャープさんはメールでの問い合わせ窓口も用意してくれているので、発売を期待する熱い思いを送ってみるのもいいかもしれないですね(筆者は送りました!)
というわけで、ホットクックの新アクセサリー「もっとクック」について記載してきました。
何か疑問点などあればお気軽にコメントなどお待ちしています!
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